ウラハイ = 裏「週刊俳句」

不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY

2025年4月21日月曜日

●月曜日の一句〔彌榮浩樹〕相子智恵

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相子智恵 舌の上に黄金週間の飴が   彌榮浩樹 句集『銃爪蜂蜜 トリガー・ハニー』(2025.3 ふらんす堂)所収 気づいたら、来週からもうゴールデンウィークであった。 掲句、「舌の上に飴が」は些事中の些事であり、「舌の上に飴があるのは当たり前じゃん」の一言で鑑賞が終わってしまう...
2025年4月18日金曜日

●金曜日の川柳〔旅男〕樋口由紀子

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樋口由紀子 延命にあと一票足りませんが 旅男(たびお) 大病を患ったので、「命」という言葉に敏感になり、「余命」「延命」などと聞くとビクッとする。一票足らないから延命はされないのか。こんなに軽く決めていいのかと、読み手は思う。だから、川柳にしたのだろう。 「一票が足りません」と断...
2025年4月16日水曜日

西鶴ざんまい #78 浅沼璞

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西鶴ざんまい #78   浅沼璞       鹿に連泣きすかす抱守     打越 面影や位牌に残る夜半の月    前句   廻国にみる芦の屋の里     付句(通算60句目) 『西鶴独吟百韻自註絵巻』(1692年頃) 【付句】三ノ折・表10句目。 雑(旅)。 廻国(くわいこく)=...
2025年4月14日月曜日

●月曜日の一句〔河内文雄〕相子智恵

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相子智恵 花莚立つも座るもこゑ出して   河内文雄 句集『加計比幾』(2025.2 ふらんす堂)所収 〈立つも座るもこゑ出して〉は、「よいしょ」「どっこらしょ」のような掛け声なのだろう。無言でスマートにスッと立ったり座ったりすることが少しずつ億劫になってきた、老いを感じる掛け声で...
2025年4月11日金曜日

●金曜日の川柳〔いなだ豆乃助〕樋口由紀子

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樋口由紀子 一〇〇〇人の妖精たちにからまれる いなだ豆乃助(いなだ・まめのすけ)1976~ これほど嘘っぽい川柳は久しぶりである。本当に1000人なのかとまずつっこみを入れたくなる。妖精を想像するなら、せいぜい、2、3人である。(妖精は数えるのは「人」なんだとここは妙に納得した)...
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