〔ネット拾読〕12
この数年ホチキスは劇的に進化している
さいばら天気
はい、こんにちは。また日曜日がやってまいりました。
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ウラハイ愛読者の皆様はすでにお気づきでしょうが、これまでの「ほぼ毎日正午更新」というスタイルを少し変え、俳句関連記事の紹介(ニュースへのリンク、句集・俳句関連書の言及・論評ブログ記事の紹介=評判録)を随時アップすることにしました。従来の「おんつぼ」「祐天寺写真館」、それから、長期休暇状態の「ペンギン侍」ほかの記事も、変わらずアップしていきますので、マイナーチェンジ後のウラハイもどうぞよろしくお願いいたします。
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●花火 from ゆうきはいく
http://sky.ap.teacup.com/ukiuki575/280.html
ひとり居の無聊感がなかなか滋味深いです。
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話はがらっと変わりますが、オバマ大統領の「いい話」。
●オバマの問題解決能力 from 犬も歩けば渋谷にあたる
http://blog.sakanoue.com/archives/51300426.html
●オバマの問題解決能力 追記
http://blog.sakanoue.com/archives/51300658.html
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先週、7月26日(日)には「俳句空間-豈 Weekly」が記念の「第49号」を迎えました。なぜ49が「記念」なのかというところは、記事をお読みください。
●評論詩〈「―俳句空間―豈weekly」49号を祝す〉筑紫磐井 from 豈 Weekly
http://haiku-space-ani.blogspot.com/2009/07/49_25.html
●評論詩〈筑紫磐井氏の祝辞に応う〉高山れおな
http://haiku-space-ani.blogspot.com/2009/07/blog-post_25.html
筑紫磐井氏の評論詩中に「大学の中に全国学生共闘会議が出来たようなもので、/だから本誌「―俳句空間―豈」は何も関係がない。」の記述がありますが、名前が同じ「豈」であること一点をもってしても「関係がない」はずがないのですが、このたぐいの強弁や理屈(論理展開)は、はっきり言って私、嫌いではありません。
「豈 Weekly」の第50号以降にこれまでと変わらぬ期待を込めつつ、第49号達成を心よりお祝い申し上げます。
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haiku&me という「各執筆者が週一回ずつ更新する/WEB俳句同人誌」がこの7月31日にスタートしたこともニュースとして注目すべきでしょう。
http://weekly-haiku.blogspot.com/2009/08/haikume.html
どのような「同人誌」になるのか、楽しみです(メンバーはまだ確定ではないようです)。印象では「同人」というよりもっと緩い関係の中から定期的にコンテンツが掲載されるといったところでしょうか。「ユニット」というと語感が軽薄で不満も向きもあるでしょうが、この数年、ユニット的な繋がりがおもしろいと思っています(上田信治氏と佐藤文香氏による「ハイクマシーン」が典型かつ嚆矢)。もっと増えていくような気がします。
個人的な話をしますが(すみません)、2006年秋に「週刊俳句」を構想した(実際のスタートは2007年4月)その前段階として、対話型ブログというアイデアを持っていました。往復書簡がブログに掲載される感じ。書き手は私とどなたか。それも「ユニット」のひとつ(最小単位)。
ところで、インターネットは、従来の紙媒体(同人誌・結社誌)や組織(同人・結社)に付き物だった「財政」の問題をほぼ完全にクリアしてくれます。これはほんとうに大きなことです。このアドバンテージは、ユニットなりなんなりをスタートさせやすいというメリットばかりでなく、アイデアをかたちにしやすいというメリットももたらしました。たくさん潜在しているはずの素敵なアイデアのひとつ、それが「haiku&me」という気がしています。
2009-8-2 13:00 付記
haiku&me について中村安伸さんからの趣旨説明アリ↓
http://haiku-space-ani.blogspot.com/2009/08/50_02.html
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
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