熊本電停めぐり 第1回 上熊本駅前
中山宙虫
今回は、3号線の始発となっている「上熊本駅前」。
JR鹿児島本線と熊本電鉄北熊本線への乗り換え。
なお、電車は全線一律150円。
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2010年8月16日。
午後6時。
今年の暑さはたまらない。
いつまで経っても気温がさがらず辟易としている毎日。
通勤の帰りに少し足をのばして、熊本の市電の電停をすべてめぐろうと思い立った。
ただ、これがまた。
電停はほんとに近い。
目と鼻の先に次の電停がある。
それはわかっているが。
何か電停の目の前にあるものを探してみよう。
首にタオルを巻いて、汗をふきながら。
上熊本駅前までやってきた。
九州新幹線の開通が来春。
駅の高架などで、日々様変わりしている。
ひょっとしてこの企画を続けていて。
紹介した翌月にはまた全然違う景色が展開しているかもしれない。
そういえば、電停の名前もわかりやすい変えようと交通局では考えているようだ。
その後はそうなったときに考えよう。
この電停は、交通局の電車基地。
その前の道路は「わが輩通り」と名付けられていて、夏目漱石のゆかりの地の案内板がたくさんある。
そのひとつがこの黄金の案内板。
記念撮影になってしまった。
そしてその「わが輩通り」を挟んで地蔵と夏目漱石の銅像「若き日の・・・」とある。
逆光の時間だ。
夏目漱石は、いったい何年熊本にいたのだろうか?
あちこちに旧居がある。
調べて記事にする余裕はない。
若者数人がどうやら漱石ゆかりの地を巡っているようだ。
時間がないから銅像だけ見ていこう。
などと言いながら「わが輩通り」を横断した。
こちらは帰宅する。
市電に乗り込んだ。
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