熊本電停めぐり 第10回 田崎橋(たさきばし)・上
中山宙虫
A系統 田崎橋・熊本駅前~健軍町の1番目の電停。
3月22日(火)
16時。
熊本は、昨日開花宣言。
この田崎橋電停から徒歩5分のところにある熊本市立古町小学校の桜が開花宣言の標準木になっている。
実は、九州新幹線の開通(3月12日)に合わせて駅周辺の再開発で国の合同庁舎がこの電停の前に移転してきた。
熊本地方気象台もこの合同庁舎に入居したため、いままで気象台のなかにあった標準木の桜が使えなくなり、今年からここの桜を標準木としたのだ。
写真の中央に田崎橋電停。
左のビルが熊本地方合同庁舎。
熊本駅を中心にして再開発が進む熊本駅前だが、写真の坪井川を挟んで古い街並みが広がっている。
この坪井川にかかるのが田崎橋。
この周辺にはなぜか石仏や地蔵がとても多く、路地ごとにぶつかる感じがする。
そのひとつが放牛石仏。
放牛というひとが少年時代に武士に無礼打ちされた父を偲んで全部で107体の石仏を建立したというもの。
享保時代(1970年代)のもの。
写真はそのうちの30体目と39体目の石仏である。
田崎橋のたもとにある。
(明日に続く)
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