2015年7月23日木曜日

【俳誌拝読】『星の木』第15号(2015年7月10日)

【俳誌拝読】
『星の木』第15号(2015年7月10日)


本文20ページ。同人4氏俳句作品より。

光るまで泥葱洗ふ日永かな  大木あまり

雨雲のにはかに晴るる柏餅  同

梅の寺にんげんだものと書いてある  石田郷子

欠伸して馬鈴薯植うるころである  同

朝の日のつめたく晴れて花林檎  藺草慶子

来ぬ船を待つがごとくに端居かな  同

野遊びの夕べの風が手に頬に  山西雅子

きみたちに砂の城あり氷水  同


(西原天気・記)


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