ウラハイ = 裏「週刊俳句」
不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
2014年1月31日金曜日
●金曜日の川柳〔中島紫痴郎〕樋口由紀子
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樋口由紀子 眼のない魚となり海の底へとも思ふ 中島紫痴郎 (なかじま・しちろう) 1882~1968 何があったのだろう。かなり心が疲れている。人として、陸(この世)に生きていくのがしんどくなったのだろう。いっそ、魚になって、海で生きたい。が、それ以上...
2014年1月29日水曜日
●水曜日の一句〔野口る理〕関悦史
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関悦史 霧雨やたとへ話に天使の胃 野口る理 何に対する比喩なのかも判然としないまま、ある何かを唐突に「天使の胃のようなものです」と言われたとき、われわれはそれをどう受け止めればよいのか。 さしあたり考えられるのは、この突拍子もない比喩が何...
2014年1月27日月曜日
●月曜日の一句〔榮猿丸〕相子智恵
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相子智恵 雑居ビル窓の一つに干布団 榮 猿丸 句集『点滅』(2013.12 ふらんす堂)より。 〈雑居ビル〉というのが都会の、しかも場末のチープな感じをよく伝えている。雑居ビルなど俳句にはまず詠まれることのない建物だが、実際にはよく見る風景だ。小...
2014年1月26日日曜日
【俳誌拝読】『星の木』第12号
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【俳誌拝読】 『星の木』第12号(2014年1月20日) A5判、本文20頁。同人4氏の俳句作品より。 凩や我が青春の赤電話 大木あまり 残る虫残りて我に親しけれ 石田郷子 大寺のそのもろもろの木の葉かな 藺草慶子 高きより岩づたひな...
2014年1月25日土曜日
●妹
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妹 凭るるは柱がよけれ妹よ 澤 好摩 いもうとを蟹座の星の下に撲つ 寺山修司 妹の泪ふくらむ豊の国 穴井 太 妹が目を閉じ蜜柑咲くおかしな迂路 宮崎二健 いじめると陽炎になる妹よ 仁平 勝
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