ウラハイ = 裏「週刊俳句」
不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
2025年6月30日月曜日
●月曜日の一句〔村上佳乃〕相子智恵
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相子智恵 刺身二種盛り蛸とあとどないしよ 村上佳乃 句集『空へ』(2025.6 邑書林)所収 刺身の二種盛りを頼んだときの料理人(かつ店主であろう)の言葉を想像した。客自身がお品書きから二種を選べるシステムなのかもしれない(つまり、この言葉は客自身の言葉なのかもしれない)が、...
2025年6月27日金曜日
●金曜日の川柳〔郡司和斗〕樋口由紀子
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樋口由紀子 耳が耳2になるのを止めましょう 郡司和斗(ぐんじ・かずと)1998~ 「耳2」はただ「耳」をバージョンアップしただけで、耳には変わりがなく、それほどの差異はないと思っていた。しかし、「止めましょう」と言われて、はっとした。「耳」と「耳2」は似て非なるものなのかもしれな...
2025年6月20日金曜日
●金曜日の川柳〔湊圭伍〕樋口由紀子
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樋口由紀子 えんとつそうじーえんとつそうじー 湊圭伍(みなと・けいご)1973~ えんとつそうじは絵本によく出てくる。えんとつはきれいになったが、えんとつそうじをした人は煤だらけで真っ黒、最後に手で鼻をぬぐって、鼻が黒くなるというのが定番であった。煙突掃除をしている人を描写してい...
2025年6月13日金曜日
●金曜日の川柳〔おだかさなぎ〕樋口由紀子
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樋口由紀子 冬に濃くなる牛乳が兄だった おだかさなぎ 近所の牛舎に毎朝やかんを持って生乳をもらいにいくのが子どもの頃の私の役目だった。搾りたての生乳は濃厚で二度と味わえない特別のものだった。冬の牛乳はより濃厚なのだろう。季節指定である。フィクション性を伴って、兄の存在がモノとなっ...
2025年6月11日水曜日
西鶴ざんまい #80 浅沼璞
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西鶴ざんまい #80 浅沼璞 廻国に見る芦の屋の里 打越 人恐ぢぬ世々の掟の鶴の声 前句 下馬より奥は玉の摺石 付句(通算62句目) 『西鶴独吟百韻自註絵巻』(1692年頃) 【付句】三ノ折・表12句目。 雑(神祇)。 下馬=下馬すべき所...
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