〔今週号の表紙〕
第303号 東京港のコンテナターミナル
有川澄宏
普段は思ってもみない場所です。たまたま誘われて見学に行き、管理会社の屋上からコンテナの山を目の前にすると、日常空間からまったく別の空間に投げ込まれた気分になります。
横浜・名古屋・大阪・神戸港などと共に日本の心臓、胃袋のようなものと気づきました。いろいろな物がここから外国へ出て行き、また入ってきて、首都圏の人たちの生活が成り立っている!
スーパーで国産品の表示のない食べ物や衣類の大部分は、このコンテナのお世話になっているらしい。
積む時は、最後の寄港地の分から船底に積み、最初の寄港地のコンテナが一番上にくるよう、コンピューターが指示してくれる‥‥、ふむふむ?
コンテナターミナルを詠んだ句にはどんなのがありますか、教えてください。
■有川澄宏 ありかわ・すみひろ
1933年生まれ。「古志」「円座」会員。web連歌参加。
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