〔今週号の表紙〕第229号 背高泡立草
西原天気
ひところ、というのは私が子どもの頃から若い頃、どこの田舎に行ってもセイタカアワダチソウだらけだったのに、それから、あまり見なくなった時期があったような気がします。
セイタカアワダチソウには自家中毒の作用があって、殖えすぎると、毒が効いて自滅していくのだという話を聞いたことがあります。もし、それがほんとなら、獰猛なまでの繁殖力を誇るセイタカアワダチソウにも、一種、慎ましさがあるということになります。
ある程度減ったら、また、どんどんと殖え、他の植物を駆逐していくのでしょうが、現在は、増殖と減退、どちらの時期にあたるのでしょうか。
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