不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
曖昧な色に塗られて梅雨最中
行くあてもなく溶けてゆくかき氷
そこからじゃ見えない音を聴いている
或る生の白夜の駅のひととなる
大夕焼腰に堪へる旅鞄
キャンバスの余白に滲む溽暑かな
冷やし中華ソレナンデスカ?旅の途中
スコールの真中列車を待つてをり
俺のケツの重さに梅雨湿りかな
遠雷やここらあたりがバス停か
殿は鞄にかけたサングラス
待つてゐる人は人妻梅雨の星
駆け落ちの相手が来ない来ない梅雨
脇に汗坐ればへこむ旅の鞄
内股のをとこ人待つ夜のつまり
木炭のような男に女梅雨
靴ずれや目の前をああ金魚売
雨宿りひとの荷物に腰降ろし
曖昧な色に塗られて梅雨最中
返信削除行くあてもなく溶けてゆくかき氷
返信削除そこからじゃ見えない音を聴いている
返信削除或る生の白夜の駅のひととなる
返信削除大夕焼腰に堪へる旅鞄
返信削除キャンバスの余白に滲む溽暑かな
返信削除冷やし中華ソレナンデスカ?旅の途中
返信削除スコールの真中列車を待つてをり
返信削除俺のケツの重さに梅雨湿りかな
返信削除遠雷やここらあたりがバス停か
返信削除殿は鞄にかけたサングラス
返信削除待つてゐる人は人妻梅雨の星
返信削除駆け落ちの相手が来ない来ない梅雨
返信削除脇に汗坐ればへこむ旅の鞄
返信削除内股のをとこ人待つ夜のつまり
返信削除木炭のような男に女梅雨
返信削除靴ずれや目の前をああ金魚売
返信削除雨宿りひとの荷物に腰降ろし
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