ウラハイ = 裏「週刊俳句」
不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
2020年11月25日水曜日
【俳誌拝読】『俳誌五七五』第6号(2020年10月20日)
【俳誌拝読】
『俳誌五七五』第6号(2020年10月20日)
B5判変型・本文40頁。編集発行人:高橋修宏。5氏5作品(各15句)と8本のエッセイを収める。
根こそぎの影を背負いてゆく揚羽
三枝桂子
白旗の振られて涼し前線は
佐藤りえ
時計草萎れダリの義眼
(いれめ)
が曇る
井口時男
鈍いろの日没ありき胡桃割り
増田まさみ
奇魂
(くすだま)
のはみ出る熊のぬいぐるみ
高橋修宏
エッセイの執筆者は、打田峨者ん、佐藤りえ、増田まさみ、井口時男、松下カロ、今泉康弘、高橋修宏、星野太の各氏(掲載順)。
(西原天気・記)
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