ウラハイ = 裏「週刊俳句」
不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
2013年5月31日金曜日
●金曜日の川柳〔北野岸柳〕樋口由紀子
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樋口由紀子 小糠雨やにわに踊り出す兵士 北野岸柳 (きたの・がんりゅう) 1946~ 「小糠雨」が以前と以後の境になった。小糠雨に濡れることによって、何かがふっきれたのだろう。この踊り、抑えていたものが溢れ出て、踊るしかない、涙を浮かべながらの、踊りと...
2013年5月29日水曜日
●水曜日の一句〔中尾公彦〕関悦史
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関悦史 ゆく秋の鳥籠が鳥さがしをり 中尾公彦 カフカのアフォリズム「鳥籠が鳥を探しにいった」に季語を付けた作りの句。 原典と微妙に異なるのは、鳥籠が他のどこかへ動いていってしまったという不在の要素が希薄になっている点で、こちらは鳥籠と...
2013年5月27日月曜日
●月曜日の一句〔森賀まり〕相子智恵
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相子智恵 一面の草に雨音金魚玉 森賀まり 「金魚玉」(『静かな場所』第10号-2013.3)より。 美しく、不思議な取り合わせの句である。 〈一面の草に雨音〉には、雨の日の草原や、広い芝生の庭を想像する。土やアスファルトを叩く雨音ではなく、草...
2013年5月26日日曜日
〔今週号の表紙〕 第318号 風蓮湖の小屋 有川澄宏
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〔 今週号の表紙〕 第318号 風蓮湖の小屋 有川澄宏 北海道風蓮湖のほとりに建つ、気になる三角屋根の小屋です。 根室市の春国岱で野鳥や野草を見たあと、国道44号・243号・244号をぐるっと廻って野付半島に行こうと、まず風蓮湖脇の44号線を走っていると、...
2013年5月24日金曜日
●金曜日の川柳〔海堀酔月〕樋口由紀子
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樋口由紀子 骨は拾うな 煙の方がぼくなんだ 海堀酔月 (かいぼり・すいげつ) 1917~2007 人は死ぬと遺体は焼かれ、残されたものは骨を拾う。斎場には天にのぼりゆく煙。号泣のあと、静まりかえった風景…。クライマックスである。でも、そうではない。 ...
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