ウラハイ = 裏「週刊俳句」

不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY

2018年5月31日木曜日

●木曜日の談林〔松尾芭蕉〕黒岩徳将

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黒岩徳将 五月雨や龍燈揚る番太郎  芭蕉 前回同様、延宝五年(一六七七)の作である。 「番太郎」は江戸で各町に雇われ、木戸の番や町の警備をした人を指す。「龍燈」は海上で深夜に点々と現れる光の現象を、竜神が神仏に捧げる燈火だと見なした語である。 ...
2018年5月29日火曜日

〔ためしがき〕 虛子とユーミン 福田若之

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〔ためしがき〕 虛子とユーミン 福田若之 荒井由実の「やさしさに包まれたなら」のなかでも、おそらく、次の一節はよく知られているだろう。 カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる全てのことは メッセージ さらに、...
2018年5月28日月曜日

●月曜日の一句〔白石喜久子〕相子智恵

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相子智恵 いつの間に沖のつめたき浮輪かな   白石喜久子 句集『鳥の手紙』(角川文化振興財団 2018.4)所収 浮輪をして海で遊んでいた子が、いつの間にか遠くの沖まで泳いできていて、気づいたら陸が遠くなっていた。水の冷たさによって、ふと我に返る。その心もと...
2018年5月27日日曜日

〔週末俳句〕ではない十分 大塚凱

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〔週末俳句〕 ではない十分 大塚凱 土日を使って東京から京都へ遊びに行くような人もいるのだから、いっそ、海外に行ってもいいと思った。金曜の深夜羽田発、月曜朝成田着の飛行機を予約し、台湾に向かう。1泊3日の弾丸旅行だが、京都で休日を過ごすよりも安上がりだろう。 瑞芳という駅か...
2018年5月25日金曜日

●金曜日の川柳〔濱山哲也〕樋口由紀子

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樋口由紀子 スタートライン棒一本ですぐ引ける 濱山哲也(はまやま・てつや)1961~ ああ、確かにと思った。たった、それだけで始まるのだ。しかし、たったそれだけのことがなかなかできない。何かを始めようとするとき、何かをしなければならないときに私はいつも言い...
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