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2009年11月2日月曜日

●「林田紀音夫全句集」読書会のお知らせ

「林田紀音夫全句集」読書会のお知らせ

1.日時 11月8日(日)13:30~16:30
2.場所 神戸三宮「カルメン」 
   http://www.warp.or.jp/~maroad/carmen/
3.費用 一次会無料、二次会(希望者は同場所で夕食)
4.主題
  句集以後の時代における、海程発表句と花曜発表句の比較:野口裕
  林田紀音夫はどう論じられてきたか?:大橋愛由等

 

野口が営々と続けている「林田紀音夫全句集」の読みの作業も、現在「花曜」発表句の平成八年を残すところまで来ました。あとは、膨大な未発表句をどう読むかを残していますが、とりあえず林田紀音夫の句業を一望できる地点までこぎ着けました。

今回の読書会は、野口の句集以後の句の変遷を辿る作業と、林田紀音夫がどう論じられてきたかを大橋愛由等が報告します。会場が若干遠くなる人も多いと思いますが、時間の許す方はどうぞお立ち寄り下さい。(野口裕)

10月にやるべきところ、報告者の希望で11月になりました。みなそれぞれ企画があるので、読み込みのいるものはこれくらいのインターバルが必要でしょう。そのかわりこの一回の時間は重厚です。ご期待下さい。

好調大橋さんが名乗りを上げて独自の切り込みをされる模様、期待しましょう。時間があれば、最近の話題を話し合いましょう。(堀本 吟)

2009年6月25日木曜日

●俳句は遊侠街道だよ、ひばりの渡り鳥だよ 堀本吟

俳句は遊侠街道だよ、ひばりの渡り鳥だよ

堀本 吟


家の仕事が一段落すると、私の場合は買い物序でに散歩に出て雑誌をかって、近くのファミレスのドリンクバーで1時間。

もしくは、最近You-Tubeの演歌のところにはまってしまい、ぼーっときいている。これっていくらでも時間を食ってしまう。

ご贔屓は、美空ひばりの旅笠もの。そう言えば6月24日が二十回忌の命日だった。それもあって、昨日からたっぷりひばり漬けである。

いつだったか。週刊俳句で夏井いつきさんが「俳句は遊興だ」といっておられて、「いつきさん。ちゃうちゃう、遊興とちごて、俳句は遊侠ですよ」と、永年松山を離れているのでこちらのことばがでてきて、そのまえに、まあ歌を聴いてみようと検索したのが「遊侠街道」の病みつきである。いつきさん、演歌のこのノリ、わかるかな?

敷居三寸 男がまたぎゃ、
そこは白刃のくらやみ街道
喰ってやろうか 喰われてやろか
勝負 勝負勝負の 火花のこの世

唄の文句は一番だけは気が利いているが、後は類型的。でも、これが演歌の定型で、単純なパターンをうたいこんでゆく歌手の表現力でしょうぶがきまる。いつのまにかその歌手の世界にひきこまれている。やっぱりこれはひばりでなきゃあ。とおもわせる。(「関東春雨笠」も沢山の歌手が歌ってはいるが、やはりひばりの歌いっぷりがいちばん、胸がすっとする)。

「ひばりの渡り鳥だよ」

これは明るくて、たのしい。

じれったいほどに
あの娘のことが
泣けてきやんす
チョイと 三度笠

けっして美人とはおもわないが(私程度!)、うたっている表情はとてもいい。つぎの歌詞のところが、リズムののりがいいのと、踊りの手つきがとてもきれい。

「雪の佐渡から 青葉の江戸へ」

ここの声が望郷をこめてとても澄んでいるのである。

雪の佐渡から 
青葉の江戸へ
恋を振り分け
チョイと 旅合羽
意地とケンカにゃ負けないが
あの娘が俺のなきどころ
ほんに なんとしょう
渡り鳥だよ

物語の定型としては、これで充分である。聴いていると、こころにカラオケのスクリーンもが浮かんできて、頭がほぐれる。