2009年6月14日日曜日

〔ネット拾読〕思うところあって昼ごはんは西瓜

〔ネット拾読〕05
思うところあって昼ごはんは西瓜

さいばら天気


まずは映像美の世界を。

ほたる 2009-6-6 from けふえふえふとふてふ
http://yaplog.jp/ef_ef/archive/174

嗚呼、この写真、いいですねえ。儚うございます。

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ところで、RSSリーダーには、目当てとは違うものも引っ掛かってきます。釣り針には魚よりも長靴ばかりという感じですが、時折、おもしろい長靴も。例えば、こんなの。
http://writer.jobportal.jp/jobinfo/show/id/17

在宅句評? ……募集記事に曰く…
弊社発行誌に投稿された俳句や短歌に評論文を書く文芸ライターを大量募集します!
批評や酷評はNGです。作者の意向をくみとりつつ、良い点をみつけて評論してください。
その他、俳句に含まれる季語や、漢字の間違い、現旧仮名遣いの混在などを指摘できる方は優先します。
ウラハイの6月11日の記事「「あなたの俳句を本にしたい」? ふむふむ」(↓)と併せて読むとコクが出ます。
http://hw02.blogspot.com/2009/06/blog-post_11.html


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小川軽舟『現代俳句の海図』 2009-6-9 from ono-deluxe
http://www.kanshin.com/diary/1847370
要するに、俳句は「歳時記という健全なフィクションに接する楽しみ」の文芸として、今後も進化するだろう。
書き手の小野さんは、季語/歳時記の信奉者(という言い方はヘンですか?)の立場が一貫。季語/歳時記が偉大なリファレンス(参照)であることは認めますし、そこに寄り添う、そのこと自体が「健全」な俳句愛好の態度であろうとも思います。しかし、小野さんが他で用いる「詩嚢」という語には若干の引っ掛かりを感じます。フィクションですから、現実世界がどうであろうと、嚢(ふくろ)の中は豊かなまま保たれる。俳句作者は、そこに手を入れるだけでよい、という一種の楽観とも受け取れ、楽観主義を否定するのではないのですが、季語が万能調味料のようになってしまっては、作る側はともかく、読者には少々退屈なことになってくる気もします。

季語と句の関係、季語と作者の関係に、更新・刷新がはたらいてこそ、という部分もあります(小野さんはそれも込みで季語/歳時記を捉えていらっしゃるのでしょうが)。ここのところは、先週までの話題、≪ポストモダンと俳句≫とも関わってきます。

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SUNAOSUNAO 2009-6-12 from wwwqpwww
http://ameblo.jp/wwwqpwww/entry-10277937037.html

この記事で紹介されているマンガがとてもおもしろい。
Webで読める「スナオとコーラ」

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やれやれ 2009-6-11  from 僕が線を引いて読んだ所
http://d.hatena.ne.jp/mf-fagott/20090611

村上春樹に頻出する「やれやれ」に関する随想。
ところで、話題の『1Q84』にはこの「やれやれ」は出てくるのだろうか。もし頻出するようなら(多分そんなことはないだろうと思うけれど)、きっともの足りない小説だと感じるだろう。「やれやれ」は世渡り上手な賢い大人の台詞だが、それは思考停止の宣言でもあるからだ。
で、「1Q84」で「やれやれ」は激減したそうです。↓↓↓
http://rose-music-etc.blog.ocn.ne.jp/blog/2009/06/1q84_dfb2.html

もう一箇所。
インターネットというのは、自分が考えようとすることは既に別の誰かが考えているのだということをあっという間に知らせてくれる。とってもベンリでありがたいツールだ。
まったくおっしゃるとおりです。とりあえず「ググれ」と。

「グーグル先生」などと呼ぶ趣味はありませんが、便利なものを便利に使う。それだけの話です。

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そういえばひと頃(現在も、か?)俳句世間では、インターネットを(いわゆるリテラシーを含め)ふつうに使えるところまで行っていないような人が、インターネットについてなんやかんやと語っているのを目にしました。そういう記事は、世間で流通している古ぼけた「インターネット像」と自分の狭隘な使用範囲で「思ったこと」が材料なので、悲惨に陳腐。

書くのはかまわないのですが、自分の知らないことを書くときにはそれなりの書き方があります。運転もおぼつかないのに、ドライヴフィールがどうの、クルマの伝統と歴史がどうのと言い出すようなもので、「そんなことはいいから、ちゃんと前見て運転しなさい」という話。

あ、私? 私はもちろん、おぼつかないので、どうやれば便利にうまく使えるか、それだけを考えております。ほら、この「ウラハイ」や「週刊俳句」関連とかで、ね。

2009年6月12日金曜日

●シネマのへそ10 ハゲタカ 村田篠

シネマのへそ10
『ハゲタカ』 
(2009年 大友啓史監督)

村田 篠


テレビサイズでドラマを観ているときは特に思わなかったのだけれど、映画になってみると、これが「NHKドラマ」であることがしみじみと身にしみる。聞けば、NHKのドラマが映画化されるのは、はじめてなのだそうだ。

なにしろ、人間の描き方がドラマティックなのである。そういえば、映画の中に「日本人は情緒的な民族だ」という中国人のセリフが出てくる。日本人を十把一絡げで評する気は私にはないけれど、少なくとも、このドラマの作りは多分に「情緒的」である。

もしかしたら、「お金」についての物語だからよけいにそうなるのかもしれない。「金儲け」というものに対する心理的反作用がどこかで働いて、それに関わる人々の造型に「この人がこうなったのには、深いワケがあるのだ」という理由を(過去を)つくってしまう。それは非常に昔ながらの「ドラマ作り」の骨法かもしれないけれど、映画サイズになると、どうしてだか過剰なものに映ってしまう。スクリーンの不思議である。

逆に、説明シーンが足りなくて、状況がよく分からないくだりもあった。テレビの連ドラとして観ているとなんとなく分かるのだけれど、2時間尺の映画では、それではキビシイ。


それにしても、せっかくリーマン・ブラザーズの崩壊や派遣雇用問題を意識して盛り込んでいながら、随所でプロットの甘さが感じられたのは残念だ。例えば【以下ネタバレ:白字・マウスでドラッグ】、これだけ互いに情報戦にしのぎを削っているにもかかわらず、主人公・鷲津側が、土壇場で敵役・劉側に打って出る動きを、劉一派はどうして読めないのか、そんなにお間抜けでいいのか、【以上ネタバレ】と感じたのは、私だけだろうか。こういう、日常からかけ離れた話はただでさえ嘘っぽいのだから、きちんと構成されていないとほんとうに嘘っぽくなる。ただもし、これほど「情緒的」でなければ、もしかしたら「経済ファンタジー・ドラマ」として面白くなったのかもしれないけれど。

とはいえ、主人公がタメをつくって決めゼリフを言うようなドラマ、決して嫌いではない。

柴田恭兵「これから、君はどうするんだ」
大森南朋「……見にいくさ、資本主義の焼け野原を」

なんていうラスト近くのやりとりは、私にはひたすら面白かった。

それから、玉山鉄二演じる中国人・劉一華の「出自が貧しく、野心家で、美しい」という造型は、昭和24年組(大島弓子、萩尾望都、山岸凉子)登場以前の少女マンガにおける「ヒール」の典型であって、いやもう、個人的に大いに楽しんでしまったのでありました。


ドラマティック度 ★★★★★
敵役イケメン度 ★★★★★


「ハゲタカ」オフィシャルサイト ≫こちら

2009年6月11日木曜日

●「あなたの俳句を本にしたい」? ふむふむ

「あなたの俳句を本にしたい」? ふむふむ


金額、以前より上がってる気がします。
「あなたの俳句本にしたい」 不審電話にご用心 現金8万円を要求
(2009年6月10日 読売新聞)

県内の民間俳句団体「青森県俳句懇話会」が発行する句集の投句者に、「あなたの句を本にしたい」などと持ち掛け、掲載料を要求する不審な電話が今年3月以降、相次いでいる。2~3年前にも同様の電話が確認されており、少なくとも計30人近くに電話があった。掲載料を振り込む被害はないが、懇話会で注意を呼び掛けている。

句集は「新青森県句集」で、年に1回発行している。今年4月発行の第20集には590人が投句し、毎号、名前や住所、電話番号が掲載されている。投句者に配布されるほか、県内の図書館や都内の国立国会図書館などにも寄贈している。

懇話会によると、電話の多くは、都内の出版社を名乗り、「国会図書館で句集を見た。あなたの句はすばらしい」と褒め、「本を作って載せたい」と、掲載料名目で現金8万円を要求する。金額が24万円の場合もあった。懇話会の事務局が確認できた分だけでも、計30人近くに電話があった。なかには、都内の大手新聞への掲載を持ちかけるケースもあったといい、下北地方の女性(68)方にかかった電話は、「はがき半分のスペースに5句載せたい。広告料が必要」との内容だった。

事務局長の木村秋湖さん(76)も先月から3回の電話を受けたといい、「句集の電話番号に片っ端からかけているのではないか」と推測。親睦(しんぼく)を深める目的で掲載している電話番号が悪用されている可能性に困惑している。今後も、各地の俳句大会などで注意を促す。

県消費生活センターの横内艶子・消費者相談リーダーは、俳句愛好者に高齢者が多いことを踏まえて、「高齢者は在宅率が高い上、勧誘されやすい傾向がある。特に注意が必要」と話している。

とりあえず「句集 詐欺まがい」でgoogle

1年前には石川県でニュースに。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080626103.htm

で、あの、業者は1社とは限りませんので。

2009年6月10日水曜日

〔俳誌拝読〕『なんぢや』第5号


〔俳誌拝読〕
『なんぢや』第5号(2009年5月27日)32頁







榎本享(みち)氏(発行人)をはじめとする8氏による同人誌。表紙の英語表記「nandja」に「d」が入るのはアンドレ・ブルトン「ナジャ Nadja」を気取った趣向。

巻頭から石田郷子、西野文代と、招待作家おふたりの5句作品と短文(西野文代は「文」所属だった榎本享氏の師)。

  綾なせる水の面やさくらんぼ  石田郷子

  蛙の子蛙泳ぎを致さねば  西野文代

続いて同人8氏の10句と短文。

  みぎひだりなきが軍手や磯あそび  榎本享

  豆の花頬ふつくらと眠りゐる  えのもとゆみ

  松露かな砂をわづかに持ち上げて  中村瑞枝

  いつもより大きな茶碗豆ごはん  井関雅吉

  苗札の飛んできてをり椿坂  林和輝

  初夏の忌と貼られある兎小屋  高畑桂

  天下の嶮蹴つて鞦韆かへりくる  土岐光一

  石鹸玉はなから縫ひ目なかりけり  鈴木不意

遊び心と節度の伝わる句が多々。

造りの面では、吟行録など数ページのカラー印刷が目を引くが、地味というか基本的なところにも神経の行き届いたレイアウト。短文の文字組みの2段・3段等の使い分けるなど変化を持たせ、読みやすい。

(さいばら天気)

2009年6月9日火曜日

●ペンギン侍 第17回 かまちよしろう

連載漫画 ペンギン侍 第17回 かまちよしろう

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