にゅるにゅるした映画 中嶋憲武
暮れに「ノルウェイの森」をみた。原作を読んだのは23年前で内容はほとんど忘れてた。暗い話だという記憶だけがあり、その年江川卓が投じた内角のストレートを小早川毅彦にサヨナラ本塁打されて、そのことが引き金となって現役引退したという記憶も重なって、いっそう暗い印象がある。
映画を観ているうちに細部まで思い出されてくる。原作に忠実に作られているのだなと感じる。つーか、原作をなぞっていると見える。それだけに退屈であった。なんかかっこつけちゃって、という印象。主人公のナレーションが入るが説明に終止してるし。学生の撮った8ミリ映画でナレーションが入ることがあるがそんな印象を受けた。粗雑なのだ。友人の言った「にゅるにゅるした映画」という表現がぴったり。
おとついは「トロン・レガシー」をみた。途中で寝た。とろんとした映画。
≫「ノルウェイの森」ホームページ
≫「トロン・レガシー」ホームページ
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2011年1月6日木曜日
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