続・眼帯
眼帯のうちにて燃ゆるカンナあり 桂信子
眼帯をして飛魚を喰っている 大石雄鬼
黒い眼帯してあつまれよ翡翠に 飯島晴子
まつしろな眼帯をして野にゐたり 渡辺白泉
眼帯の中の目ぬくし黄落期 角谷昌子〔*〕
眼帯の中で目覚めている寒夜 対馬康子
≫既存記事「眼帯」
http://hw02.blogspot.jp/2011/12/blog-post_07.html
〔*〕角谷昌子『地下水脈』2013年10月/角川書店
不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
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