サーカス
サーカス来てわが病む冬の天囃す 小川双々子
麦の芽にサーカスの楽とどきけり 加藤三七子
サーカスに売られてみたし秋の暮 皆吉司
サーカスをとりまく色の悪しき魚 宇多喜代子
海月朱し曲馬の天幕のどこかの色 加倉井秋を
サーカスの子等横浜の雲となる 攝津幸彦
サーカスを見ていた人の眉触る 清水かおり〔*〕
〔*〕『川柳カード』第10号(2015年11月25日)
不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
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