2011年6月14日火曜日

●臍



しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上  正岡子規

君が代や臍のあたりを春の風  会津八一

炎日の読み書くも臍密にして  古沢太穂

臍の位置少しずらせば美妓なりき  筑紫磐井

わが恋の臍であぢはふ青畳  山田耕司

1 件のコメント:

良雄 さんのコメント...

我が臍で十薬煎じ飲ませたろ(真鍋稲穂)