西原天気
※樋口由紀子さんオヤスミにつき代打。
家で餃子を食べるときは、餃子とごはんだけ食べます。他のおかずは用意しない。ひたすら餃子を食べます。だから、バットや大皿に並べきれない数の餃子を包み、そして焼く。で、食べます。ルールでもないのだけれど、この習慣はなかり前から変わらない。理由は、べつに、ない。
それぞれの街の大沼家の餃子 きゅういち
うちは大沼さんじゃないけど、街にひとつくらいは大沼家がありそうだ。で、餃子を焼いて喰うこともあるだろう。
大沼さん家だけのこだわりがあるかもしれないし、ないかもしれない。違う街の大沼さん家の餃子とは、きっと違う味、違う焼き方だろう。
日本中の大沼さん家で、年に何度か、餃子が焼き上がる。
こういうことって、すごく感動的だと思うのですが、それは私だけかもしれない。
掲句は『晴』第6号(2023年2月1日)より。
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