【新刊】
今井聖『部活で俳句』
2012年8月22日/岩波ジュニア新書
「男子校の英語教師」の語りでテンポよく始まるが、物語仕立ては第一章のみ。第二章以降は、一般的な俳句入門書のスタイルとほぼ同じ。ただし、切れや季語、定型などの約束事は、あとの章となり、「Ⅱ 俳句は日常だ」「Ⅲ 写す俳句 感じる俳句」の章が前に置かれたところが特徴的。俳句へのスタンスのようなものが重視されているということだろう。
例句として、過去の作家・有名作家の句だけでなく、俳句甲子園に出場した高校生の句も数多く掲げる点がユニーク。 (西原天気・記)
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