■歌仙「百号」会場■
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
紅い小鳥の群れる山頂 M玉 雑
水曜のメリーゴーランドに一人 三だる 雑
裏の川まで馬を洗ひに お気楽堂 雑
あまたなる泡のごとくに山桜 敦 春・花の座
つひに見えなくなる凧 三だる 挙句
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348 件のコメント:
«最後 ‹次 201 – 348 / 348陽炎に包まれ世界新記録 三だる
春暁の冷めた紅茶を飲み干して 敦
「百号」19句目。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
●行く春を観覧車より見送りぬ 廣島屋
別れから近い距離で「見送りぬ」。観覧車はなんだか合いますねえ。
●春暁の冷めた紅茶を飲み干して 敦
別れのイメージ。ちょっと歌謡曲すぎるかも、です。
●陽炎に包まれ世界新記録 三だる
「越」から。すっぱと違うところに展開して、いいですね。これをいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる
次は雑で。
名残表は、どんどんストーリーを動かす感じで行きましょう。
暴れてください。
〆切は27日(水)24:00で。
大風呂敷を広げし社長 恵
皮から作る餃子パーティー お気楽堂
ネス湖の主は謎の怪獣 銀河
敗者の弁の方が饒舌 敦
鯨尺にてひつぱたかるる 分度器
じゅげむじゅげむと明日の朝まで 銀河
すみません。固有名詞(地名)が差し合うのでかえさせてください。
宇宙飛行士記憶に残る 廣島屋
レコード盤の埃を拭ふ 由季
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
●大風呂敷を広げし社長 恵
世界新記録が大風呂敷という…。社長が可笑しい。
●じゅげむじゅげむと明日の朝まで 銀河
たしかに、世界一長い名前かも、です(世界は広いので、もっと長い名前がありそうです)、じゅげむは日本記録止まりかも。
ちなみに、バンコク(タイの首都)の正式名称は、
「クルンテープマハーナコーン ボーウォーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラットラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティットサッカタッティヤウィッサヌカムプラシット」だそうです。
●敗者の弁の方が饒舌 敦
前句と同じ場面と同じ気分にとどまってしまいました。連句は旅ですから、どんどん違う体験へとコマを進めましょう。
●鯨尺にてひつぱたかるる 分度器
新記録に計測は付き物。
●宇宙飛行士記憶に残る 廣島屋
記録よりも記憶に残る選手になりたいってやつですね。この七七は順序が逆のほうが自然ですね。現状の助詞省略ではブツっと切れます。
●レコード盤の埃を拭ふ 由季
記録→レコード。まんまといえば、まんま。こういうのって例えば「針の拾ひし埃の音は」とか「ドーナツ盤の埃を拭ふ」とかで、語の「まんま」を避ける手があります。
●皮から作る餃子パーティー お気楽堂
包む→餃子。おもしろいですが、ちょっと付け筋が部分的すぎるきらいもw
これをいただきいましょう。世界記録のパーティーと思えば、あまりに家庭的で笑えます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
雑を続けてください。
体言止めはNGで。
〆切は31日(日)24:00。よろしくどうぞ。
バンコックの正式名称には恐れ入りました、不明にしてしりませんでした。でも、いくら探しても「バンコック」の文字がないのはなぜですか?
それから、世界一長い名前をもし見つけられたらご一報下さい。
吟さん、こんにちは。
>「バンコック」の文字がないのはなぜですか?
長い名前=儀式用の正装みたいなもの。
バンコック=自称ではなく他称。西洋人が「あの村(町)、なに?」と聞いて、「なにかの植物がいっぱい生えてるとこ」と答えた。それが地名の由来になった、というような話。
詳細・正確なところは、検索なりでお確かめください。
自称と他称が異なるのはよくあることですね。
私たちは「ジャパン」なんて、スポーツのときと郷ひろみ以外は使いませんし。
また例えば、「エスキモー」という呼称は、他部族の人に西洋人が「あれ、誰?」と訊いて、「生肉を食べる奴ら」と答えたのが起こり、でしたっけ?
自称は「イヌイット」で、現在はこちらを他称としても使い、「エスキモー」は使わない。
それから、アフリカなどで部族名になっているうち、多くは、その人たちの言語で「われわれ」を意味する語だったりします。
日本人同士で「われわれは…」と話しているのを西洋人(外国人)が聞いて、「こいつら、ワレワレ人というのか」と勘違いするみたいなものですね。
で、世界一長い名前? わかりませんが、先祖の名前をぜんぶ並べるという文化があると聞いたことがあります。父・祖父だけじゃなく、えんえん遡ると、そうとう長い名前になりそうです。
と、いうよーな雑談も、連句の楽しみ?
天気さん、わざわざ愚問にお答えくださって、恐縮です。眼からウロコがおちるような感動でございました。暇を見て検索します。
「何か植物が一日はえているようなとこ・・」というのが、いいですね。たしかに・・。
王さんも毛さんも来て花街へ 遥
伝小堀遠州作と言はれても 分度器
暗室のカーテンの襞深々と 敦
中華街抜けてドヤへと猫を連れ 廣島屋
難事件アガサの霊に訊いてみる 七
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
●王さんも毛さんも来て花街へ 遥
●中華街抜けてドヤへと猫を連れ 廣島屋
この2句はどちらもおもしろろいし、調子(韻律)も良いのですが、餃子からの付け筋として、近すぎるかなあ、と。
●伝小堀遠州作と言はれても 分度器
ガーデンパーティだったわけですね。
●難事件アガサの霊に訊いてみる 七
パーティーで起こる殺人事件。この句をいただきましょう。一字換えさせていただいていいですか(変化を付けるという程度です)
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
イギリスにやってきました。次は、雑をもう1句続けるか、夏で。
〆切は6月3日(水)24:00。
天気さま。
採句して下さりありがとうございます。
天界にいるアガサ大姉は、今日はドジスン教授を相手に、チェス&紅茶、そして謎解きを楽しんでるようです。お相手は、もちろん毎日変わります。。とのこと(^^;)
恐山なら水着は要らぬ 分度器
モッズカットのカツラが風に 恵
ちょっと離れすぎた感があるので、先のを止めてこっちにします。
香水臭き一等車両 恵
藪の中から蛇が出てくる 銀河
この薔薇の名はアンネフランク 遥
海峡渡りいざ巴里祭 廣島屋
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる
ピアスの穴の遺る耳朶 敦
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
●恐山なら水着は要らぬ 分度器
霊媒。あはは、たしかに泳ぐ場所はなさそうです。地名がすでにいくつか出ているので、ちょっといただきにくいです。
●モッズカットのカツラが風に 恵
●香水臭き一等車両 恵
前者はイギリス(ロンドン)つながり。おもしろいです。それほど離れてはいません。
後者は「オリエント急行」から。「臭き」、気持ちはわかります。
●藪の中から蛇が出てくる 銀河
訊いたら藪蛇というわけでしょうか。遣り句は悪くないですが、前句の説明ぽくて進展の距離は短めです。
●この薔薇の名はアンネフランク 遥
●海峡渡りいざ巴里祭 廣島屋
この2句はドーバー海峡を渡ったという感じでしょうか。そういえばポアロはフランス語圏の人。
●ピアスの穴の遺る耳朶 敦
恋っぽいですね。ちょっと付け筋がわかりませんでした。
●そして誰もが虹を見上ぐる 三だる
「そして誰もいなくなった」から。この句をいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる
夏を続けてください。
〆切は7日(日)24:00。
よろしくどうぞ。
夏至の日の長いお別れギムレット ねこ
天気さん!
「訊いてみよ」なら、「耳」じゃないですかぁ~(笑)
ま、それはおいといて・・・
夜空より花火のかけら落ちてきて 敦
鉾町に口三味線の人とゐて 遥
ケミカルに着色したるかき氷 分度器
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季
>金子敦さん
訊く→耳。なるほど、こんなシンプルな付け筋を見逃していたなんて、めんぼくござりませぬ(江戸時代風)。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる
●夏至の日の長いお別れギムレット ねこ
「ギムレットには早すぎる」。チャンドラーの「長いお別れ」ですね。このネタは打越のアガサに障ります。
●夜空より花火のかけら落ちてきて 敦
「見上ぐる」からですが、虹から夜空(花火)は展開としてちょっとキツいです。
●鉾町に口三味線の人とゐて 遥
「見上ぐる」から鉾。夏ではないような…。
●ケミカルに着色したるかき氷 分度器
虹から色。
●金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季
虹から橋。「ゆるりゆるりと」は手抜き気味wですが、これをいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
次は夏か雑(無季)の七七を体言止めで。
あっさり系が続いたので、ちょっと濃いめに暴れてください(趣向を凝らすという意味です)
〆切は11日(木)24:00で。
遊女の墓に光る潮粒 遥
見世物小屋に集ふ冷やかし 廣島屋
吟さんへ、気の抜けた頃の投稿ですが、
バンコクをあらわす長い名前の一番最初に
ある「クルンテープ」がバンコクという
タイ語です。以前仕事をした広告代理店が
あったビルの1階がタナカン クルンテープ
つまりバンコク銀行でした。 ぐみ
ニューハーフショー口角に泡 恵
六道辻の喧嘩えれじい 七
こくりこくりと船漕ぐ子ども お気楽堂
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
●遊女の墓に光る潮粒 遥
金魚からのイメージで遊女? ちょっとわからなかったです。
●見世物小屋に集ふ冷やかし 廣島屋
冷やかし繋がり。
●ニューハーフショー口角に泡 恵
濃いーです。金魚から泡。なんか、ヤな泡w
●こくりこくりと船漕ぐ子ども お気楽堂
畳語を前句かぶせるのは、どうでしょう?
●六道辻の喧嘩えれじい 七
橋と六道辻。どちらも結界性でイメージが近いですが、喧嘩えれじい(固有名詞)が、いい味と思います。これをいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
雑を続けてください。
〆切は14日(日)24:00で。
夜明け迄あがた森魚と踊らうよ 遥
占ひの道具ずらりと並べられ 敦
チクショウと異国の訛りみづみづし 廣島屋
〆切を過ぎましたが、ちょっと寂しいですね。
〆切を延ばしましょう。水曜日(17日)の24:00まで。
すでに付けていただいた遙さん、敦さん、廣島屋も、よろしければ、さらにどうぞ。
侍の扮装のまま歯科医院 恵
思い出はいつだつてスローモーション ぽぽな
サイレンを聞いて頷くドップラー 分度器
人垣の向うで女優泣いてをり お気楽堂
もとい。こちらでお願いします。
思い出はいつでもスローモーションで ぽぽな
占ひのラッキーアイテム根津根付 ねこ
まぼろしの記念切手の耳折つて 水星人
百号、25句目。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
鈴木清順の「けんかえれじい」。好きな映画です。
●夜明け迄あがた森魚と踊らうよ 遥
赤色エレジー繋がり。
●占ひの道具ずらりと並べられ 敦
六道辻からの展開。「道具」がちょっと味足りず? 総称するより、筮竹とか虫眼鏡とか具体的に言うほうがよかったかも、です。
●占ひのラッキーアイテム根津根付 ねこ
根付。はい、具体的。んんん、ラッキーアイテム…。
●チクショウと異国の訛りみづみづし 廣島屋
「みづみづし」? ちょっとわかりにくいです。
●サイレンを聞いて頷くドップラー 分度器
パトカーのサイレン、たしかにドップラー効果ですねえ。
●人垣の向うで女優泣いてをり お気楽堂
これは、おもしろいのですが、人垣が辻に、女優が「けんかえれじい」に、両掛かりでちょっと不自由。
●思い出はいつでもスローモーションで ぽぽな
映画からスローモーション。
●まぼろしの記念切手の耳折つて 水星人
耳紙って言うんですね、あそこ。辻と切手は良い取り合わせですね。
●侍の扮装のまま歯科医院 恵
俳優さん(斬られ役っぽい)がロケの途中で、って感じですね。これをいただきましょう。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
では、次は恋を。
〆切は21日(日)24:00
恋の病に効く薬なし お気楽堂
漆負けなる君の指噛む 遥
麻薬てふ瓶そつと渡され 敦
すみません、訂正します。
レントゲンにも恋わづらひが お気楽堂
すみません。こちらの都合で、〆切を水曜日24:00まで延ばします。
すでに付けていただいた方も、よろしければもう一句。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
敦さん。
媚薬ならともかく「麻薬」では恋の句になりません。
受付嬢と夜のラウンジ M玉
親の知らない逢瀬かさねる
では、「媚薬」に直して再挑戦!
媚薬の匂ひ部屋にこもりて 敦
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
●漆負けなる君の指噛む 遥
歯→噛む。
●レントゲンにも恋わづらひが お気楽堂
●受付嬢と夜のラウンジ M玉
歯科からの展開。
●媚薬の匂ひ部屋にこもりて 敦
はい、これで、恋らしくなりました。からだの伴わない恋は、いけません。
●親の知らない逢瀬かさねる 銀河
これをいただきましょう。歯医者から親知らずという付け筋が凝ってます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河
では、恋を返してください。
〆切は29日(月)24:00
あ。両方とも「恋」をとってくださって恐縮かつ歓喜のきわみです。「恋句の銀(吟)さん」で売りだせないかしら。
やはり経験がモノを言うのだなあ、と感心しております。
うふふ、、ありがとうございます。
親知らずには、泣かされまして、デンタルドクターとは切っても切れない仲となっています。
さまざまに品かはりたる恋をして
浮き世の果ては小町なりける・・・・。
ですね。しばらく恋模様を見物します。
不良少女と良家の次男 分度器
同棲の相手許婚と違ふ 恵
恋文のハートマークの数いくつ 敦
重箱にあなた好みのもの詰めて 遥
七七を付けてしまいました。
以下に改めます。
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器
恋文に季語をたくさん散りばめて 由季
ピクルスを漬物と言ふ君に惚れ 三だる
紅さしてPTAの会合へ M玉
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
●同棲の相手許婚と違ふ 恵
親から許婚。そら違うわな、というw
●恋文のハートマークの数いくつ 敦
かさねる感じ。おもしろいのですが、すでに逢瀬をかさねていて恋文というのは、ちょっとまどろっこしいですね。
●重箱にあなた好みのもの詰めて 遥
かさねる→重箱。おもしろい付け筋。
●前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器
あはは。深作欣二。
●恋文に季語をたくさん散りばめて 由季
かさねるで、季重なりを連想するのは俳人だけですね。恋文は前述のとおり。
●ピクルスを漬物と言ふ君に惚れ 三だる
親の知らないカタカナ語。
●紅さしてPTAの会合へ M玉
親からPTA。子持ちの人の不倫ですね。これだと、前句の「親」は相当の年齢。おじいちゃんとおばあちゃんの知らない不倫の逢瀬。これはこれで可笑しいです。
「前戯なき戦い若さゆゑ許す」を、事に到っているという理由でいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
次は恋をすぱっと離れて、雑(無季)で。
銀河さんと分度器さんはオヤスミください。
〆切は3日(金曜日)の24:00で。
凱旋門に集ひしイタコ 恵
すいません、前の付け句、お昼になっても誰も付けていなかったので、掟破りと知りつつもつい賑やかしに付けてしまいました。
いきなり終はる半島の道 由季
遺品の中に五輪書あり 遥
捕手の駆け寄るまでの雄叫び M玉
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
●凱旋門に集ひしイタコ 恵
戦い→凱旋門。もう少し集いそうな人たちのほうが面白かったかも。
●遺品の中に五輪書あり 遥
戦い→遺品、五輪書。
●捕手の駆け寄るまでの雄叫び M玉
野球に持っていきましたか。ピッチャーの雄叫び、若々しくて、おもしろい句ですね。
●いきなり終はる半島の道 由季
この「終わる」はそうとうエッチで、宜しいです。恋の座じゃないんですが、おもしろい。これをいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
次は秋・月の座です。
いよいよ終盤にさしかかります。
〆切は7月8日(水)24:00で。
分度器のかたちの月のぽつかりと 敦
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋
一発屋芸人月の座に呼ばれ 遥
月光は海月の旅を追ひかける 銀河
断崖の月を目指してレミングが 恵
月の道ありて38度線 M玉
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねて 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
3句前の「親の知らない~」、末尾をちょっと換えさせていただいました。
●分度器のかたちの月のぽつかりと 敦
半島の形からの展開でしょうか。
●一発屋芸人月の座に呼ばれ 遥
「終わる」から「一発屋」。
●月光は海月の旅を追ひかける 銀河
これは夏の月になってしまいましたね。
●月の道ありて38度線 M玉
半島から。
●断崖の月を目指してレミングが 恵
半島の終わりの断崖。んんん、しかし禍々しいですね。緊張感のある句にはなっていますが。
●海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋
半島のその先で、海。これは順当なようでいて、オツな付け筋です。これをいただきましょう。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねて 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
次は秋の七七を。月は仲秋なので、初秋は避けてください。
〆切は、7月13日(月)24:00で。
鼈甲飴をしゃぶる夜学子 遥
塩を肴に新酒を酌めば 分度器
安部公房と猿酒を酌み 三だる
ドロップ舐めて空にとうぼう M玉
ごめんなさい。
タイプミスでした。差替え願いますm(__)m
ドロップ舐めて空にとんぼう M玉
道化師踊る黄落の街 敦
眼にしみる秋刀魚の煙り 七
どぶろく仕込む卓球少女 恵
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねて 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
●鼈甲飴をしゃぶる夜学子 遥
亀から鼈甲はさすがに近すぎ。
●塩を肴に新酒を酌めば 分度器
涙も海も塩味ですね。
●安部公房と猿酒を酌み 三だる
安部公房? んんん、よくわかりませんでしたが(すみません)、『砂の女』か何かのイメージでしょうか。
●ドロップ舐めて空にとんぼう M玉
涙でドロップ。
●道化師踊る黄落の街 敦
道化師の涙。
Smokey Robinson & The Miracles-The Tears Of A Clownをどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=k2kxlZDOHeQ
●眼にしみる秋刀魚の煙り 七
海亀から眼。秋刀魚は、同じ海だけにちょっと…。
●どぶろく仕込む卓球少女 恵
な~んか、むちゃくちゃな七七(笑。海亀といえば卵ですね。そこから卓球。付け筋はマトモなのに、出来上がった句はむちゃくちゃ。
どれもそれぞれ味がありますが、これをいただきましょう(なんでだ?w 自問)
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 三夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねて 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
いよいよ名残裏です。
三秋か晩秋の長句をお願いします。
最後の六句は、死や病はNG、あまり暴れるのもよくありません。めでたい方向へ。
〆切は18日(土)24:00で。
地芝居の莚にジュースまた零す 遥
御法度と知って夜食はやめられず 由季
瓢箪の市場調査を依頼され 三だる
●地芝居の莚にジュースまた零す 遥
どぶろくからジュースは、カブり気味。打越の「涙」に「こぼす」が障ります。
●瓢箪の市場調査を依頼され 三だる
酒の入れ物に瓢箪とはオツ。しかしながら、瓢箪は初秋(講談社・大歳時記)なので、季が戻ってしまいます。
●御法度と知って夜食はやめられず 由季
密造酒はたしかに御法度。ただ、夜食と飲食を続けるのは、ちょっと抵抗があります。
「御法度」を生かして、何か別物を誂えていただけませんか(初秋・仲秋はナシです)。
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季
・・・ではいかがでしょうか
おっ、いいですね。
奢侈禁止令ですね。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
次は秋(三秋か晩秋)もしくは雑(無季)の七七を。
〆切は22日(水)で。
眼の色ちがふ猫抱けば雨 敦
天気さま
ジュースはdrinkのjuiceではなくて、卓球のゲームのdeuceのつもりでしたが、分かりづらかったですね。こんな同音異義語の付け方でもいいのでしょうか?全くの初心者なので全くわかりません。ご指導よろしく。
遥さん、こんばんは。
指導なんで出来ませんが、付け方で言うと、型やパターンでアリかナシかが決まっているということはなくて、あるとしたら、興趣の有無。ある意味、理想的な付け方は、読んだ人が「あ、こんな付け方があったんだ!」というものだと思います。
deuceとjuiceが同音異義語かどうかは判断がつきかねますが、、ちょっとツラいと思います。
どぶろく→ジュースという飲み物繋がりでもいいのですが、そのとき興趣の有無が問題になってきます。
そんなところでしょうか。
●
歌仙は、ルールがうるさいように感じる向きもありますが、私個人は、おもしろさ優先です。ルールは興趣のための手段に過ぎません。
天気さま
早速にご丁寧にありがとうございました。
砂丘を走る四輪駆動 遥
赤い小鳥の群れる山頂 M玉
天気さま
すみません。
名残は穏やかにめでたくだそうですので上記の句取り消して下さい。もう一度やり直します。やり直しても同じかっ?(笑)
斎王代を務めし写真 遥
↑
類似類想の句に気がつかずコメントしましたので、取り消します。で、別案。
ジパングの地図さがしもとめて 銀河
秋の水もて研ぐ鉄の斧 三だる
足踏みミシン拍子はルンバ 廣島屋
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
●眼の色ちがふ猫抱けば雨 敦
雨まで言うことはなかったですね。その部分は、次に付ける人が楽しむ部分です。
●赤い小鳥の群れる山頂 M玉
金銀から赤。
●斎王代を務めし写真 遥
なるほど、斎王代の衣裳は金糸銀糸ですね。
●ジパングの地図さがしもとめて 銀河
金銀の国ジパング。途中ならよかったのですが、名残裏で冒険がまた始まってしまう感じは、ちょっと避けたいです。
●足踏みミシン拍子はルンバ 廣島屋
糸からミシン。韻律がちょっと切れぎれ? 足が不要かも(ミシンを踏めば、とか、いろいろ代替がありそうです)。
●秋の水もて研ぐ鉄の斧 三だる
金銀ときて胴ではなく鉄。
んんん、「赤い小鳥の群れる山頂」と「秋の水もて研ぐ鉄の斧」で迷いました。鉄の斧は落ち着いた感じでいいのですが、「赤い小鳥」がなんだか良い気分をもたらします。
用字は「紅い鳥」のほうがめでたい感じがします(M玉さん、いかがでしょう?)。ここはあとで換えてもいいし、とりあえず原句のままで行きます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
赤い小鳥の群れる山頂 M玉 雑
いよいよあと4句です。
雑の長句をお願いします。
〆切は27日(月)24:00で。
天気さん、お早うございます。
「紅い小鳥」への修正の件、OKです。
それでは「紅」に換えておきます。
海色の大きなシーツひるがへり 敦
潮風に熟れたる果実神饌として 遥
水曜のメリーゴーランドに一人 三だる
深呼吸すれば木霊も深呼吸 七
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
紅い小鳥の群れる山頂 M玉 雑
●海色の大きなシーツひるがへり 敦
打越に金・銀があるので、色を持ってくると、そこに障ります。
●潮風に熟れたる果実神饌として 遥
鳥から果実。。神饌は「しんせん」と読むとしたら、「神饌に」? 御饌(みけ)なら五音に収まります。と、それよりも、果実は打越の「木の実」に障ります。
●深呼吸すれば木霊も深呼吸 七
山からの展開。
●水曜のメリーゴーランドに一人 三だる
須弥山のようなメリーゴーランドを想像しました。これをいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
紅い小鳥の群れる山頂 M玉 雑
水曜のメリーゴーランドに一人 三だる 雑
次も雑でお願いします。
〆切はちょっと31日(金)24:00で。
回転寿司のがりを摘まみて 遥か
オープンカフェで大波を待つ 恵
眩暈のやうなときめき胸に 敦
裏の川まで馬を洗いに お気楽堂
〆切過ぎですみません。
●回転寿司のがりを摘まみて 遥
メリーゴーランドから回転。近いですが、雰囲気ががらりと変わりました。「寿司」は夏の季語とも言えますが、気にはなりません。
●オープンカフェで大波を待つ 恵
メリーゴーランドの大波のような動き。
●眩暈のやうなときめき胸に 敦
メリーゴーランドは眩暈しますね。遣句的。ちょっと具体が欲しい気はします。
●裏の川まで馬を洗いに お気楽堂
メリーゴーランドから馬は、回転木馬というだけに近すぎ。「馬冷やす」という季語(夏)も気になりますが、おもしろい展開。これをいただきます。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
紅い小鳥の群れる山頂 M玉 雑
水曜のメリーゴーランドに一人 三だる 雑
裏の川まで馬を洗ひに お気楽堂 雑
次はいよいよ春・花の座です。
大団円みたいなものです。
締切はちょっとゆっくりめに、8月8日(土)24:00で。
ドライヤー当てて乾かす花衣 恵
殿お忍びで花の城下へ M玉
あ、七七でつけちゃった(^_^;)
失礼しました。
訂正させてください。
お忍びで花満開の城下町 M玉
あまたなる泡のごとくに山桜 敦
花むしろ敷けば微かにシャボンの香 遥
水やりを呆け居眠り花の守 七
トランプの伏せて置かれし花筵 由季
練習を止めてはならぬ花曇り 銀河
●お忍びで花満開の城下町 M玉
馬というとお殿様。目黒の秋刀魚も馬に乗って出かけるんでしたっけ?
●トランプの伏せて置かれし花筵 由季
裏から。
●練習を止めてはならぬ花曇り 銀河
洗う練習でしょうか。
●ドライヤー当てて乾かす花衣 恵
●花むしろ敷けば微かにシャボンの香 遥
●水やりを呆け居眠り花の守 七
このあたり洗うからの展開。
●あまたなる泡のごとくに山桜 敦
洗うからの展開が多かったなか、この句をいただきます。
花の座は「桜」ではなく「花」を用いるという、うるさいルールもありますが、気にしません。
燕来る頃を百号来たりけり 小雨 晩春
腰の高さに木瓜の生垣 天気 晩春
床屋から坊主頭の子の出でて 敦 雑
本塁打王さても大望 銀河 雑
舟の上に透き通るまで月眺む 遥 月の座・仲秋
鳴子かすめて走るあやかし 恵 三秋
〔初折裏〕
首筋に塗るお白粉へ秋の風 由季 三秋
接吻の痕疼く早番 お気楽堂 恋
片陰の陰も君へとしなだれる ねこ 恋/晩夏
シャーレに咲ける塩の結晶 藤幹子 雑
雪深きここを果無山といふ 銀河 晩冬
羊数へて寒月の宿 三だる 冬・月の座
いみじくもベジタリアンの大嚔 由季/うさぎ 三冬
噂の元はとあるウェブログ お気楽堂 雑
ねんごろに筆の穂先を整へて 敦 雑
すめらみくにのもとの一滴 分度器 雑
下戸ばかりようも揃ひし花の宴 お気楽堂 春・花の座
鵯越の霜の別れぞ 遥 晩春
〔名残表〕
陽炎に包まれ世界新記録 三だる 三春
皮から作る餃子パーティー お気楽堂 雑
難事件アガサの霊に訊いてみよ 七 雑
そして誰もが虹を見上ぐる 三だる 夏
金魚売ゆるりゆるりと橋渡り 由季 三夏
六道辻の喧嘩えれじい 七 雑
侍の扮装のまま歯科医院 恵 雑
親の知らない逢瀬かさねる 銀河 恋
前戯なき戦い若さゆゑ許す 分度器 恋
いきなり終はる半島の道 由季 雑
海亀の涙に映る夜半の月 廣島屋 秋・月の座
どぶろく仕込む卓球少女 恵 晩秋
〔名残裏〕
御法度の金糸銀糸に木の実降る 由季 三秋
紅い小鳥の群れる山頂 M玉 雑
水曜のメリーゴーランドに一人 三だる 雑
裏の川まで馬を洗ひに お気楽堂 雑
あまたなる泡のごとくに山桜 敦 春・花の座
では、いよいよ挙句です。
春(早春・仲春はナシです)でめでたくお願いします。
あ、締切は14日(金)24:00で。
皆仰ぎたる囀の空 遥
つひに見えなくなる凧 三だる
幼稚園まで陽炎の坂 銀河
まだ間に合いますか?
島の朧夜人魚手を振る M玉
〆切を延長します。とりあえず明日の深夜まで。
なおします。こちらでお願いします。
幼稚園児をつつむ陽炎 銀河
蝌蚪の紐揺れここが北限 由季
●皆仰ぎたる囀の空 遥
●つひに見えなくなる凧 三だる
●島の朧夜人魚手を振る M玉
●幼稚園児をつつむ陽炎 銀河
●蝌蚪の紐揺れここが北限 由季
んんん、このなかから、「つひに見えなくなる凧」をいただきます。
色の展開がとても綺麗です。
満尾です。
皆様。お疲れさまでした。
別に「満尾」のエントリーをつくります。
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