〔今週号の表紙〕
外階段
外階段は内と外の中間。境界的な存在です。
想像をかき立てられもします。どういう人がどんなときに、ここを使うのか。ドラマでは犯人と刑事が走り、あるいは間男が服を手に抱えて逃げる安物の喜劇。しかし、現実には、ここにいる人間を見ることは少ないようにも思います。
外階段を偏愛する嗜好「外階段萌え」というのは、もっぱら高層ビルの外階段に興味が向かうようです。この階段は、その点、ちょっと情けない物件。しかし、そのぶんマニア度が高いのかもしれません。
撮影場所は、埼玉県川越市。
(西原天気)
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