第324号 回向院の蓮
鈴木不意
梅雨の晴れ間という言葉がぴったりの日。両国にある回向院での吟行で見かけた蓮の葉です。大きな鉢に浮かんだ葉と布袋葵、水の中には藻が雲のように沈んでいました。目高らしきものが泳いでいたのですが近づいたら隠れてしまった。
あまりに緑色がきれいだったので写真に撮りましたが、つくづく自然の色は無限です。色の無限を考えるだけで自然には敵わない、自然をコントロールすることなど不可能だと納得させられます。
七夕の夜、写真を撮った日のように晴れるといいのですが。
■すずき・ふい
1952年、新潟県生まれ。「なんぢや」、「蒐」所属。
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