2017年9月30日土曜日

【新刊】週刊俳句編『子規に学ぶ俳句365日』文庫化

【新刊】
週刊俳句編『子規に学ぶ俳句365日』文庫化

執筆:相子智恵 上田信治 江渡華子 神野紗希 関悦史 髙柳克弘 野口る理 村田篠 山田耕司 週刊俳句編集部

2017年9月29日金曜日

●金曜日の川柳〔月波与生〕樋口由紀子



樋口由紀子






ふたしかな記憶で描いた王の鼻

月波与生 (つきなみ・よじょう)

何のために「王の鼻」を描いたのだろうか。「王の顔」ならまだしもわかるような気もするが、「鼻」である。なぜ鼻だけを描く必要があったのか。誰かに頼まれたのか。思い出しながら、なんとか描きあげたようだ。どんな鼻を描いたのかと次の疑問が湧いてきた。鼻なんて、そんなに大差はない。で、いろいろな鼻を思い浮かべた。思い浮かべながら、なぜそんなことを想像しているのだろうと思った。

〈捺印をふたつ残して歯の予約〉〈快速でいけば砂糖が二個余り〉〈ベンチにも死ぬ順番があり「へ」の5番〉。不可解であいまいで奇妙な川柳であるが、日常生活のおける実感や手触りに根差したもののような気がする。本意でなくても、理由がわかなくても、「私」に課せられることが「社会」にある。「社会」と「私」の関係はわからないことだらけである。「ふらすこてん」(第53号 2017年刊)収録。

2017年9月28日木曜日

【新刊】robin d. gill 古狂歌シーリーズ

【新刊】
robin d. gill 古狂歌シーリーズ



あと1冊、『古狂歌 滑稽の蒸すまで: 鮑の貝も戸ざさぬ国を祝ふ』も刊行済みだそうですが(このもじり「滑稽の蒸すまで」、ナイス)、現在、amazonに見当たらず。行方が判明したら続報します。

(催馬楽天気・記)

↑ギルさんは、こう書いてくるので、今回は西原ではなくこちらで。

2017年9月27日水曜日

【人名さん】要潤

【人名さん】
要潤

Wikipedia


2017年9月26日火曜日

〔ためしがき〕 記憶違い 福田若之

〔ためしがき〕
記憶違い

福田若之 

「しびれることです。感電すること。それと、本っていうのは物体です。」のなかで、ひとつ、記憶違いでしゃべってしまったことがあるのに気づいた。ジョイスのことだ。学部時代には読んでいなかったと言ってしまったけれど、僕は、『ダブリナーズ』を学部の3年の夏に読んでいた。読んでいたのだ。

2017/9/20