暮色
花茣蓙の花の暮色を座して待つ 福永耕二
のこりゐる海の暮色と草いきれ 木下夕爾
白鳥に到る暮色を見とどけし 細見綾子
氷上の一児ふくいくたる暮色 飯田龍太
暮色より暮色が攫ふ採氷馬 齋藤玄
ひとり独楽まはす暮色の芯にゐて 上田五千石
花柘榴すでに障子の暮色かな 加藤楸邨
2018年11月24日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
0 件のコメント:
コメントを投稿