2017年9月28日木曜日

【新刊】robin d. gill 古狂歌シーリーズ

【新刊】
robin d. gill 古狂歌シーリーズ



あと1冊、『古狂歌 滑稽の蒸すまで: 鮑の貝も戸ざさぬ国を祝ふ』も刊行済みだそうですが(このもじり「滑稽の蒸すまで」、ナイス)、現在、amazonに見当たらず。行方が判明したら続報します。

(催馬楽天気・記)

↑ギルさんは、こう書いてくるので、今回は西原ではなくこちらで。

5 件のコメント:

flyingtofu さんのコメント...

感謝。裏なるも俳界ながら狂界を紹介するのが偉い。古狂歌ながら俳諧の名人(貞徳、味得、也有、一茶など)も狂歌を詠んだし、拙著に登場するし、所謂「滑稽句」は雄鶏の啼き声のそれのみならぬ狂歌にもよく通じるから、俳諧の機知を知りたいには古狂歌も読まなければならない。古狂歌を落首ともじりと看做されるが、それがごく一部の作品に言える。本サイトに因むと、古い狂歌は「ウラワカ」だ。和歌のB面。対象も言葉扱いも天神の「自由自在」ないし遊び心が許されたジャンルだ。天明ではなく、万葉集まで遡る(宿屋飯盛も明白に我が言わんとする事すべて二百年前にも、その狂歌の読書に歌例で証した。再来日はやくできるように、皆さんのご協力を頼みます! 敬愚

天気 さんのコメント...

敬愚さん、こんばんは。
裏・和歌。なるほどです。

flyingtofu さんのコメント...

ますます面白くなった。かの迷い子の本をGoogle Booksに乗せたら、IndiaのGoogleを通さずには中々Google Booksでは検索しかねた!ところで、TwitterとFBで毎日狂歌を投稿しても宣伝下手で、大手新聞などの注目を引くことはなかろう。和歌の浦はともかく、ウラハイに毎日狂歌のExtensionでも作ったら、いかがでしょうか。昨日と今日の狂歌は下記の通りです。

2017.10.3 #万物兄弟と云う #聖フランチェスコ791年忌

小車のわだちの水の涸れ/\に鰭ふる魚は我を呼ぼうか 權僧正広朝

#古狂歌の首を狩ながら、この様な和歌も我を呼ぼう。鳥までお説教した聖Fの行為よりも、この初心なる984年以前の和歌の方が哀れなる。敬愚 〆 

Twitterに余った英訳と問いは下記、

From puddles in the cart-trail ruts soon to be bone-dry,
could those fish waving fins be trying to catch my eye?

夫木に出た古今六帖出典が、「御歌魚」で身分か別名は?

2017.10.3 万物兄弟と云う聖フランチェスコ791年忌

御歌魚 小車のわだちの水の涸れ/\に
鰭ふる魚は我を呼ぼうか 權僧正広朝984以前

古狂歌の首を狩ながら、この様な和歌も我を呼ぼう。鳥までお説教した聖Fの行為よりも、上記の初心なる和歌の方にこの世への慈悲を伺う。

2017.10.4 鰯の日は多獲性魚有効利用検討会の案だが

発売中拙著『古狂歌 物に寄する恋』の「寄鰯恋」四、五首ともありぬべき。

魚の歌合1643★君があたりめし寄せらるる紫の
色に成るまで身を焦がすらん なにともいわし 長嘯子

To be near my Mistress and serve her, I yearn for ranking
high enough to wear purple as Sir rather than SarDine.

禁色を許される身分ですね。後の寄鰯恋の首に古鰯も出る江戸狂歌は良いが、本を買うgか来年を待つか。今日は、言わし=じのFlyingTofuです。 敬愚

(無論、大新聞だったら、歌例をもう少し打ち明けるが、その前に口契約でも欲しい)
FBで今日、毎日狂歌のぺいじを開業したが、できれば読者の多い新聞(夕刊紙でもかまわないぞ)にしたい。

天気 さんのコメント...

敬愚さん、こんにちは。

「ウラハイに毎日狂歌のExtension」よりも、
一週間に一度、狂歌の紹介、というかたちがいいかもしれませんね。

この件に関して、近いうちにメールします。

flyingtofu さんのコメント...

有難う。ところで今日コロンブス・デーは又反省の日と思えば、古句ひとつ

来て見ればこちらが鬼也蝦夷が島 一茶