第261号 ピクニック
西丘伊吹 ・文 菊地朋子・写真
所属しているhi→(ハイ)という女子4人のユニットが、週俳まるごとプロデュース号のお話をいただいた。さて、どういうふうにしようか、と皆で考えているときに出たアイディアが、「若草物語」をテーマにするというものだった。
こう書くと、普段から芝居好きだったり宝塚好きだったりする、ちょっと「あれ」な女子たちなのではないか――と勘ぐられそうだけれど、そういうことでもない。むしろ、本とか現代アートとかzineとか映画の方が好きな、きっと「文化系」と呼ばれてしまうのだろうな、とどこかで諦めているような面々である。
hi→が「若草物語」っぽいのは、末っ子気質のエイミーの存在(参考)によるものであり・・・とつい言い訳しそうになるのだけれど、4人でいるときのそれぞれのふるまいや全体の雰囲気を観察してみると、どうしたってやっぱり、私たちは4姉妹なのだった……。
それで、週俳用の写真を撮るために、ピクニックへ行くことにした。バスケットには、ワインの瓶、りんご、クッキー、紅茶を入れ、色鉛筆にクレパス、ノートにトランプ、沢山の本、それにチェックのレジャーシートを持って。お揃いの服がいいね、と言って、蝶ネクタイも買った。
この写真は、ピクニックのあとの1コマ。場所は、日曜日の大学のキャンパス。桜は終わりかけていたけれど、グラウンドに抜ける春風が心地よかった。
ところで、この写真は私が撮ったものではない。小学校からの友人の菊地朋子さんが撮影してくださったものである(hi→プロデュース号の写真はすべて彼女による)。
朝早くから、蝶ネクタイ姿でならぶ私たちに困った顔もせず、芝生に顔を寄せながら撮影してくれた菊地さん、本当にありがとうございました。
こう書くと、普段から芝居好きだったり宝塚好きだったりする、ちょっと「あれ」な女子たちなのではないか――と勘ぐられそうだけれど、そういうことでもない。むしろ、本とか現代アートとかzineとか映画の方が好きな、きっと「文化系」と呼ばれてしまうのだろうな、とどこかで諦めているような面々である。
hi→が「若草物語」っぽいのは、末っ子気質のエイミーの存在(参考)によるものであり・・・とつい言い訳しそうになるのだけれど、4人でいるときのそれぞれのふるまいや全体の雰囲気を観察してみると、どうしたってやっぱり、私たちは4姉妹なのだった……。
それで、週俳用の写真を撮るために、ピクニックへ行くことにした。バスケットには、ワインの瓶、りんご、クッキー、紅茶を入れ、色鉛筆にクレパス、ノートにトランプ、沢山の本、それにチェックのレジャーシートを持って。お揃いの服がいいね、と言って、蝶ネクタイも買った。
この写真は、ピクニックのあとの1コマ。場所は、日曜日の大学のキャンパス。桜は終わりかけていたけれど、グラウンドに抜ける春風が心地よかった。
ところで、この写真は私が撮ったものではない。小学校からの友人の菊地朋子さんが撮影してくださったものである(hi→プロデュース号の写真はすべて彼女による)。
朝早くから、蝶ネクタイ姿でならぶ私たちに困った顔もせず、芝生に顔を寄せながら撮影してくれた菊地さん、本当にありがとうございました。
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