〔今週号の表紙〕
第318号 風蓮湖の小屋
有川澄宏
北海道風蓮湖のほとりに建つ、気になる三角屋根の小屋です。
根室市の春国岱で野鳥や野草を見たあと、国道44号・243号・244号をぐるっと廻って野付半島に行こうと、まず風蓮湖脇の44号線を走っていると、風蓮湖を望む草むらの中に、緑色の三角屋根の小屋が、ぽつんと建っていました。
あれは銅板葺に緑青がふいている? でも、そうではなかったようですが…。
この緑色が好きなのは、私が20代後半、建築史家の藤森照信さんが「看板建築」と名付けた商家の、通りに面した二階の一室を、事務所として借りていた時期があったためです。通りから見上げると、なんとも落ち着いた懐かしい建物です。
下のHPに出てくる、早稲田通りの一軒の近くに、私の事務所もありました。青春のひとときです (^_^)b。
≫看板建築
この三角屋根に興味を持った人が、他にもいました。そのブロガーは、草をかき分け、小屋まで行って、中を覗いたそうです。中には珈琲店の道具らしい物が散乱していたそうです。でも、お店としては狭い、物置としては立派過ぎる、と首をかしげています。
次の日の夜、絶滅危惧種のシマフクロウに会えました。
■ありかわ・すみひろ
1933年、台北市生まれ。「古志」「円座」所属。「青稲」同人。web連歌参加。
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2013年5月26日日曜日
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