「ぼくゴリラ」の短歌で市長賞こういう受賞は楽しいですねえ。
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000901190003
第57回左千夫短歌大会(同市主催)が18日、開かれ、高校生の部で県立成東高校2年菱木俊輔君の作品が市長賞に輝いた。
「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」
入賞の知らせを聞いた時は「まさか、と思った。先生は何かの間違いかと思ったそうで、友人からも奇跡だといわれた」。(同記事より)市長さん、グッジョブ。
〔参考〕椎名千収山武市長
http://www.city.sammu.lg.jp/extramenu/from_mayor/index.html
交際費をディスクローズ。ちなみに12月は80,450円。
ナイスな市長さんです。
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『国民的俳句百選』長谷川櫂著俳句界のプリンス。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090118/bks0901180902003-n1.htm
俳句界のプリンスと異名をとる著者が、奔放かつ細心に選んだ百句
…。
寡聞にして初耳です。
(tenki)
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5 件のコメント:
『国民的俳句百選』の「国民的」というところが極めて胡散臭いので、この中にわたくしが組み入れられるのは、固く辞退したい。
高橋睦郎『百人一句』は見識があったが、タイトルからして見識が無いというのも珍しい。俳壇百馬鹿のプリンス級か。
読んでないけど馬鹿だと思う。馬鹿って、だいたい見ただけで馬鹿ってわかるじゃない。
『俳句の宇宙』とか『古池に蛙は飛びこんだか』とか『一億人の俳句入門』とか『一億人の季語入門』とか、本のタイトルだけで、馬鹿じゃん。
獅子鮟鱇です。
一個の俳人が一億の国民のために古今の秀句を選んであげる、という構図は、政客が国のために骨身を削っている、というのよりもいかがわしく、おぞましい限り。和歌を国歌だといっていた歌人を難じた子規の反骨精神は、今はどうなってしまったか。
私のような読者は、そんなアンソロジーは買わなければよいが、句を選ばれた俳人のみなさんは、いかがすればよいのか。一億の国民のために私があなたの句を選んであげました、という傲慢-そんなことが許される俳壇は糞くらえだ、と黄泉の芭蕉が、おくのほそ道へとふたたび旅立つ姿が脳裏に浮かびます。
>この中にわたくしが組み入れられるのは、固く辞退したい。
あ、これ百選の中に拙句が選ばれるのを辞退したいという意味ではありまっせん。「国民的俳句百選」という夜郎自大な言い草に、オリンピックで馬鹿丸出しが絶叫する「全国民が熱狂しています!」と同じで、わたくしはオリンピックに熱狂しないから、その全国民から外してくれといった意味合いと同じです。念の為。
「私の好きな俳句百選」なら目くじらは立てません。
山田五郎氏、「ぼくゴリラ」に物申す。
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/yamada20090122.mp3
なんか、わかったようなことをおっしゃっております。
「入賞した彼は苦しんでいるはず」は、きっと正しい。
ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ
唇を丸めて作るウ音、オ音が内側にこもっててほんわかして好きです
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