2011年12月29日木曜日

●週刊俳句2012年回顧

週刊俳句2012年回顧


世界一(でもないか、俳句世間でいちばん)早い2012年回顧です。

これで3度目。

週刊俳句2010年回顧(2009年12月31日)

週刊俳句2011年回顧(2010年12月30日)

2010年回顧では、『超新撰21』がホントに出ちゃうという愉快もありましたが、2011年回顧は、どうだったんでしょう? 軽く検証してみます。

まず、一月。ツイッター「夕刊俳句」は実現しませんでしたが、@10_key 名義で週俳・ウラハイの記事告知は頻繁にやらせていただきました。

二月。石原クニオさんの小説「有季定型ボーイと自由律ガール」はまだ完成を見ていない模様ですが、そのうち角川ルビー文庫あたりから突如書き下ろし刊行の予感もします。

三月。伝統系の新ユニット「俳句そのもの」による「まるごとプロデュース号」リリース。これもナシ。しかし、2月にはSSTまるごとプロデュース号。半分は当たったということでしょう。

四月。電子書籍は、書名・内容は違いますが、出ました(≫こちら)。

五月の「六大学俳句リーグ戦」は実現せず。

六月。関悦史「俳句人類学・序説」連載も実現しませんでしたが、内容的には、『六十億本の回転する曲がつた棒』(2011年12月・邑書林)がこれに当たると、個人的には解しています。

七月の芥川賞うんぬんは飛ばして、八月、俳句甲子園の優勝校予想はみごとにはずれ。開成の優勝でした。

九月。「常磐ハワイアンセンターと東北のパワースポットをめぐる吟行ツアー」。「東北」は、この記事のおよそ70日後、これまでとはまったく別の禍々しい現実に覆われることになりました。

十月。「経済産業省クールジャパン振興助成」。まだ受けていません。関係各位、よろしくどうぞ。

十一月。iPhone向けアプリ「俳句っち」。いまや「スマホ」の時代です。この手のものの移り変わりの早さを思わずにはいられません。

十二月、『極撰21』刊行はなりませんでしたが、ご承知のとおり『俳コレ』刊行。

こうしてみると、「2011年回顧」は、全体的に「あたらずといえども遠からず」と言えるのではないでしょうか。

では、2012年回顧。「もうネタがないよ」な状態のまま、始めます。



一月

週刊俳句「10句競作」第3回を企画。『俳コレ』にひっかけて「100句競作にしては?」の声が打ち合わせで上がるも「多すぎでしょ」と否決。

二月

ダーレン・アロノフスキー監督が関悦史『六十億本の回転する曲がつた棒』映画化の権利取得。映画化の暁には週俳も「いっちょかみで」と申し出るも完全無視。

三月

兄弟誌『週刊川柳』立ち上げの話がどこからともなく持ち上がるが、すでに『週刊「川柳時評」』があるよ、の一声で立ち消えに。

四月

『週刊俳句』創刊5周年記念オフ会が小石川後楽園・涵徳亭で開かれる。デビュー直後の俳句ラップ・バンドが余興に出演、やんやの喝采を浴びる。

五月

「金環食」吟行会を刊行。列の先頭で掲げた「宗教団体ではありません」のプラカードに「余計だ!」との声が続出。

六月

第1回「バカ句選手権」を誌上開催。2句土俵に上がり、どちらがバカ句かを読者投票で決め、勝ち上がるトーナメント方式。「中の人」が優勝してしまい、「週俳の本質はバカ」が定着。

七月

特集「暑い夏こそ寒い句を」が組まれ、全編、冬の句、冬の話題に。納涼を狙ったが、読者におおむね不評。

八月

俳句甲子園を「Haiku Drive」と共同で実況動画配信。「Haiku Drive」から「週俳さんはいてもいなくてもどっちでもよかったですね」と冷静に振り返られる。

九月

週俳の紙の本・第4弾『間違いだらけの俳句結社選び』刊行。主要結社を点数評価、「主宰は顔で選べ」「会員数はこの規模が狙い目」など選び方のコツから「私が味わった壮絶なイジメ」などの体験談、入会後の「巻頭への近道」「先輩俳人との口のきき方」まで、いたれりつくせりの一冊と話題に。、

十月

特集「モードなワシらがここで一句」掲載。鬼海弘雄『PERSONA』風のモノクロ写真と50代・60代男性俳人の骨太俳句がコラボ。実は総合週刊誌に企画を持ち込んだもののボツとなり、週俳誌上での公開となった事情が後に判明。

十一月

iPhone向けアプリ「おまかせ季語」を開発。十二音を入力すると、季節に合わせて最適の季語が出てくるスグレモノ。「あなたも今日から季語名人!」「これで句会は怖くない!」「いま買えば『きれいな短冊』1冊を無料プレゼント!」などの惹句とともに全国配信を告げる記事が。

十二月

『俳コレ』に続くアンソロジー第2弾『俳コラ』刊行。古今東西の俳人千人の数千句を分解、ゴタゴタとコラージュ化した作者不明のコラージュ集に「アヴァンギャルドやね」「箸にも棒にもかからない」と業界の評価二分。


(西原天気・記)

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