第256号 電車、自動車、バケツ
小川春休
海が見える温泉に行きたいなどと、先日七歳になった吾子が言うので、鷲羽山に行くことにした。
どうせ直行してもチェックインまで間があるので、倉敷の街をぷらぷらしていると、こんなものが。観光地は毎日が静かなお祭りなので、こんな誰が買うとも知れないものが平然と売ってあり、時たま誰かが本当に買うのだろう。経済は不思議だ。
吾子も数年前までは、電車に目がなかったものだけれど、今ではすっかり興味を示さない。あれほど憶えていた特急列車の名前も、きっと忘れてるんだろうな。いや、南海ラピートぐらいは、憶えてるかな。憶えててほしいな。
●
週俳ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら
0 件のコメント:
コメントを投稿