不定期・正午更新●『週刊俳句』の裏モノ●another side of HAIKU WEEKLY
偶然、わたくしもユーリ・ノルシュテインのアニメを見返していました。『霧につつまれたハリネズミ』はアニメ史上のNo.1とされていて、素晴らしいのですが、No.2の『話の話』の方をわたくしは昔々先に見ていたので、こちらの方が印象に強く残っています。音楽がロシアの子守唄『小さな灰色の狼がやってくる』を狼の仔が口笛で吹き、バッハの『平均律クラヴィーア第1巻第8番前奏曲とフーガ』(ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル)の濡れるような叙情、『疲れた太陽』(アレクサンドル・ツファスマン・オーケストラ)の哀愁と、画面と相俟って素晴らしい。CGでは味わえない手作りの良さですね。彼の音楽の使い方は『Seasons』のチャイコフスキーといい、見事に嵌まります。
私もレーザーディスク(!)で観た『話の話』が最初でした。
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偶然、わたくしもユーリ・ノルシュテインのアニメを見返していました。『霧につつまれたハリネズミ』はアニメ史上のNo.1とされていて、素晴らしいのですが、No.2の『話の話』の方をわたくしは昔々先に見ていたので、こちらの方が印象に強く残っています。音楽がロシアの子守唄『小さな灰色の狼がやってくる』を狼の仔が口笛で吹き、バッハの『平均律クラヴィーア第1巻第8番前奏曲とフーガ』(ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル)の濡れるような叙情、『疲れた太陽』(アレクサンドル・ツファスマン・オーケストラ)の哀愁と、画面と相俟って素晴らしい。CGでは味わえない手作りの良さですね。彼の音楽の使い方は『Seasons』のチャイコフスキーといい、見事に嵌まります。
私もレーザーディスク(!)で観た『話の話』が最初でした。
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