【俳誌拝読】
『五七五』第2号(2019年1月31日)
B5判変型、本文32ページ。編集発行人:高橋修宏。
論考4本、松下カロ「柿本多映をめぐる段落と結論のない短章」、江里昭彦「獄中への詩論」、高橋修宏「空無の強度 高橋睦郎の震災詠をめぐって」、星野太「俳句をめぐる四つの命題」)が充実。
以下、5氏の俳句作品より。
陽炎は冷たき舌をみせにけり 柿本多映
天涯に吃音の蝶ひるがえる 増田まさみ
静電気髪から髪へクリスマス 松下カロ
目礼すいずれ火を噴く山なれば 江里昭彦
涅槃とや座頭鯨の背の滑り 高橋修宏
(西原天気・記)
2019年3月5日火曜日
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