2008年7月1日火曜日

メタカメラ

メタカメラ太田うさぎ


俳句はカメラ的とはよく言われることだ。

中上健次は使い捨てカメラの遊撃性に俳句を喩え、小説は大きなカメラだと言っている。ケータイで写真を撮れるようになったご時世なら尚更だろう。

つまりは、一瞬を切り取る、ということ。

でも、カメラは今ここを写すことしか出来ない。

俳句は過去に遡ってシャッターを切ることが出来る。過去だけじゃなく、未来や未知の世界にも。

メタカメラ?


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