書初
近 恵
月島で書道教室。今年の書初。…ってことは、正月からこっち、正確には前回のお稽古から筆を握っていなかったということだね。
前日に買った20枚で150円の半紙は、やっぱり島忠の100枚で200円くらいの半紙に比べて書きやすい。紙が違うと筆の滑り方が全然違う。
そういや書道教室は小一からの6年間は週に3回、中学校の時は月に1度くらいだけどとりあえず3年間通った。小学校を卒業するとき先生がお祝いに仮名用の筆をくださって、中学生になってからは行書の仮名もお稽古した覚えがある。それまでは普通の筆で楷書をかいていたから、仮名は難しかった。文字も小さいし、バランスも取りにくい。小筆で書く自分の名前もなかなか上手く書けなかった。画数が多かったしなあ。
そう思えば、子供の頃に9年も筆を持っていた訳だから、ある程度は筆を体が覚えていたということもあるんだろう。スケートやスキーと同じだな。体で覚えたことは随分久しぶりでも出来る。体力的なことは別にして。
で、まあ書初めは漢字10文字くらい書いて、そこから好きな文字を4文字選んで清書した。流れるような躍るような書体だった。比較的太い線を書きがちなので、今回は少し力の抜けた細い線にチャレンジだ。
そんでもって、宿題を出されたよ。今回はやろう。宿題。
冬の月文字にならない声で泣く 恵
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